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災害列島クオリティ/026
最近、日本のカルチャーが世界で愛されている様子をニュースでよく目にします。 J-POPや日本食、そして『鬼滅の刃』のようなアニメまで、これらは国が戦略的に広めたというよりも、日本を訪れた人たちがその魅力に「触れ、持ち帰り、伝えていった」という、とても自然で事実に基づいた流れの結果です。 なぜ今、日本の文化がこれほどまでに、国境を越えて「マス層」の人々の心にまで深く浸透しているのでしょうか? 「災害列島」が育んだ、驚異的な観測能力 その答えの一つは、私たちが無意識に共有している「自然への向き合い方」にあるのではないかと考えています。 日本は古来より、台風や地震といった、人間の力では到底制御できない自然災害と隣り合わせの「災害列島」でした。 この過酷な環境を生き抜くために、日本人は、自然界のわずかな変化を敏感に察知する能力を磨かざるを得ませんでした。 空の色、風の匂い、湿度の変化。 命を守るために「空気の違和感」にまで神経を張り巡らせて生きてきた歴史が、私たちのDNAに「微細なズレを見逃さない繊細さ」を刻み込んだのです。 この鋭敏なセンサーこそが、
4 日前


腸と脳のシナプス/025
腸内細菌の研究が進み、人の心身の状態を決めている中心が、従来考えられてきた「脳」だけではないことが明らかになってきました。 むしろ、腸が先に状態をつくり、脳がそれを後から認識しているという考え方のほうが現実に近い場面が多い。 緊張でお腹が固くなる、疲労時に甘味を求める、環境の変化で食欲が変わるなどなど。 こうした身近な反応はすべて、腸と脳が常にやり取りしていることの表れと言われています。 感情形成に関わるセロトニンの大半は腸でつくられ、免疫や炎症の調整にも腸内細菌が深く関わっていて。 思考より先に身体の状態が決まっている、という感覚はあながち間違いではないようです。 玄米が身体に合いやすいと言われるのも、この仕組みと関係していて。 玄米は未精製である分、食物繊維、ビタミン、ミネラルが丸ごと残っており、腸内細菌のエサになる成分が豊富です。 食物繊維が発酵して生まれる短鎖脂肪酸は腸の環境を整え、結果的に精神面にも影響を与えるとされ、玄米食で「落ち着く」という実感は、単なる感覚ではなく、身体の反応に裏づけがあると考えられています。 カフェ...
2025年12月12日


ナチュラルワイン2/024
ナチュラルワインと葡萄について。 美味しいワイン作りに重要な事とは? と尋ねると みなさん「健全な葡萄の品質が大切」という言葉が返ってきます。 では、健全な葡萄とは? 「葡萄の周りに微生物がたくさんいて、葡萄の実にもバランスの良い成分が行き渡っている葡萄」なのだそうです。...
2025年6月13日
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