虹の谷「マノア」に久しぶりに訪れました。 気軽に行けるトレイルなのに相変わらずの自然優位の世界。
こうやって自然環境がしっかりと生活に密接している一方で少し車で走れば都市も機能している。
バランスの取れたニュートラルな世界がハワイには存在しているような気になりました。
僕が触れてる対に伸びている大きな樹みたいに左右が別々ではなく、実はそれらは一体として存在してる事が魅力的だと感じました。
ある先生の話によりますと、
138億年に宇宙が誕生した時、あらゆる物質と反物質がPair(対)で生まれてきたと言われてます。 生まれた途端に物質と対の反物質は衝突をして消滅をしますが、そこに「ゆらぎ」が起こり物質だけが残った奇跡的な状態が今の僕らが生きている状態です。
SF映画などでタイムマシーンに乗って過去に戻りもう一人の自分に触れてしまうと消滅が起こるあの状態の事?
つまり対になる反物質の存在はあり得ない事になりますが、僕にはその「なごり」のような物は今も残っているように思えます。
マノアの大きな樹もそうですが、男女や左と右、寒暖や南と北などあらゆる物が陰陽のバランスをとり中庸(ニュートラル)を保っていて、
それらは別々の物質のように見えるが実は消滅を免れるよう何らかのゆらぎを生じさせ少しズレた対として生まれたものなんじゃないかな。
○がなければ×の存在は無いように、それぞれ一方だけでの存在はあり得ない訳で。
気付けば僕らが生きるためにとる食事も、日常を過ごす環境も全てバランス良く用意されているものですね。
これも138億年前の余韻なのかもしれません。
Comments