ここ何年か朝の散歩が日課になっています。
山から元気よく顔を出す日の出を横に見ながら、川の音を聞いて季節の匂いをなんとなく嗅いで生き物の気配を感じながらテクテク歩いています。
山の朝は意外と賑やかです。
太陽からはいつも同じ周期で平等にエネルギーが降りそそがれています。
鳥や昆虫は毎朝そこに集まっているようです。
自分だけ知らない事が行われているような不思議な気配も感じます。
植物などを食べ、それら栄養で形成された生き物の生命というのはより自然環境に近い形です。
逆に現代を生きる僕ら人間はこの距離がとても遠い生き物でもあります。
僕は歩きながらあるインディアンの話を思い出しました。
「彼らは山に入り薬草を採りに行く時には、口にするのは水だけにして
身体のレベルを自然環境に近い形に持っていくそうです。
そうする事で自然に受け入れられ、薬草の場所まで導いてくれると。」
鳥や昆虫はエネルギーをキャッチしやすい形を知っているのかもしれません。
地球にはいつも平等にエネルギーが注がれています。
これをキャッチできるかスルーしていくか、その状態を作るのは自分次第なのだと気づきました。
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